企業に広がる「インフレ手当」って? 物価高で一時的に社員の生活支援
企業で働く人に「インフレ手当」を支給する企業が相次いでいる。
一般的な企業の給料は毎月決まって支払う「基本給」と、一時的に支払う「手当」がある。三菱自動車は12月に一時的な手当として最大10万円を支給。オリコンも毎月の給与に特別手当の上乗せを始めた。
インフレ手当とは、原料高による電気代や食品の値上げなどの急激な物価高(インフレ)を受け、企業が従業員に臨時で支給する特別手当のこと。
物価高の中で給料が変わらないと、従業員の生活が苦しくなってしまう。企業は「基本給」を一斉に上げることもできるが、一度上げると次に下げることが難しいため、まずはインフレ手当で一時的に従業員の生活を支援する動きとみられる。
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