植物からできるプラスチック、日本で初めてブラジル企業が本格生産へ
ブラジルの大手化学メーカー「ブラスケム」が2026年にも、植物を原料としたプラスチック素材の生産を日本で始める。
つくるのはレジ袋や容器などに使うポリエチレンで、同社はサトウキビなどから量産するノウハウがある。石油を原料とするポリエチレンの国内生産量の1割に当たる年間20万トン規模の生産を想定する。
日本で植物のみを原料としたポリエチレンの本格生産は初めてで、二酸化炭素(CO2)排出量の多い化学分野での脱炭素の取り組みがスピードアップしそうだ。
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